lilywhite_coysのブログ

Road To India And South America.

いや~、驚きました

先日行われた23/24 EPL 第2節、トッテナム・ホットスパーマンチェスター・ユナイテッドの一戦は2-0で我らがスパーズが勝利を収めました。

 

 

いや、うそやん。

 

 

そんな出来いいはずないやん。夢やんこれ。

 

 

と言いたいところですが、アンジェフットボールが徐々に浸透しつつある中で、ユナイテッド相手にここまで完成度の高いフットボールを見せてくれた選手及びスッタフの皆様には賛辞が鳴り止みません。(多少運に救われた部分もありましたけどね)

 

 

というわけで今回は素晴らしい活躍を見せてくれた選手及びポステコグルーを勝手に評価していこうと思います。

 

 

先に言っておきますが、主の主観と好みがふんだんに盛り込まれてます。ご注意を。

 

 

GK グリエルモ・ヴィカーリオ 8/10点

ここまでプレシーズン込でなんとも言えなかったヴィカーリオでしたが、この試合は鬼でした。まさに鬼神。前半にラッシュフォードとの1対1を的確な飛び出しで防いだかと思いきや、後半もカゼミーロのヘッダーをありえん反応速度で弾き出し、オフではありましたが、ヴァランの至近距離弾も何故か止めてました。意味分かりません。ただ、相手が狭いエリアでコースを限定してきた時の足元のおぼつかなさだけ不安材料ではあったので、8点です。しかしロリスより8億倍安心できます(ロリスも大好きですよもちろん)

 

CB ミッキー・ファン・デフェン 7.5/10点

立ち上がりはマークを簡単に外してブルーノに決定機を与えるなど、ヒヤヒヤする場面もありましたが、終盤になるにつれてスピード、ディフェンスの強さを見せてくれました。まだ日が浅い部分もあるので、これからもっと大成していくと思うと楽しみでなりません。地味に足元のスキルが高いのも高評価。

 

CB クティ・ロメロ 9/10点

開幕節は脳震盪の予防措置で早めのお役御免となりましたが、やっぱスパーズにはこの漢が必要不可欠です。なんという安心感。なんという「絶対」。ミドルレンジで足元にピタッと収まるいいパスをポンポン通してたのもうっとりですね。前半のハンド取られなくて良かったねえ。俺は絶対PKだと思うよあれは。

 

RSB ペドロ・ポロ 8.5/10点

兼ねてよりエメルソン推しの筆者からして、スタメン発表時に彼の名を見てゾッとしましたが、ただの杞憂でした。ラッシュを抑え込み、得意の攻撃参加で色を加え、アグレッシブなプレーはガッチリ僕の心を掴みました。若干ビルドアップに不安はあったものの、今後改善されていくことでしょう。疑ってごめんよポロ。

 

LSB ディスティニー・ウドジェ 8.5/10点

傑物。君は本当に元々ウイングバックの選手なのかい?信じられない。あの若さであれだけ守備良くて攻撃性能あって知的で走れて、一体なんなんだ君は(褒めてる)

来シーズン以降背番号が若くなったら絶対ユニ買うよ。素晴らしい。

 

CM イブ・ビスマ 184億8500万/10点

いつまでもムサ・デンベレの幻影を追いかけている私に光が差し込みました。その光源こそ昨シーズン、コンテにより力を封印されていたガチのバケモン、イブ・ビスマでした。ガチでバケモン。空いた口が塞がりません。あんなん理不尽やん。ここ数シーズンお決まりのように起こっていた中盤の停滞なんて蚊帳の外の話です。ビスマ、君しかいない。

あと毎節髪型をマイナーチェンジしてくるのも好きです。次節の予想はすこーし緑色を混ぜてくるコーンロウでしょう。知らんけど。

 

CM パプ・マタル・サール 9/10点

圧巻でした。ビスマが輝きすぎてそこまで話題に上がってませんが(先制点でしか触れられてない)、こっちもガッチガチのバケモンです。長いリーチを駆使したボールキープに的確なポジショニング、気の利いたサポートからの絶叫したあの先制点とオールラウンドに素晴らしかったです。交代後にベンチでリッチーとイチャコラやってたのもド変態スパサポのピンクな部分をくすぐるいい仕事でした。もっとやれ。

 

CM ジェームズ・マディソン 9.5/10点

ほんとにこのクラスの選手を£40mで取って良かったのでしょうか。デンベレ同様にエリクセンの陰が消えないクリエイティビティという所を完全に埋めた彼のヴィジョンはそりゃあもう。スっと相手の背後に消えてスペースに顔を出してボールを受け、ええ所に通し、機を見てドリブルと、あっぱれ極まりないぞということで。試合後にどうやら松葉杖でスタジアムを後にした事だけ不安材料ですが、如何程な物でしょうか。

 

RWG デヤン・クルゼフスキ 8/10点

今シーズンもクルのスラロームなドリブルが火を噴くのを見れてご満悦です。立ち上がりこそ並に乗れてない印象でしたが、パプの先制点をお膳立てしたあたりから「これぞクル」といったプレーを連発。あとはカットインからお得意の点を見せてくれたら言うことないです。

 

LWG ソン・フンミン 7.5/10点

2節を経過して未だ得点はないですが、今節は前節の彼とは大違いでした。基本外張りからの攻撃参加ですが、ウドジェやマディソンと効果的に絡み、スルスルっとボックス内に侵入してくる形は見えますよ。まじで見えてます。これは間違いなく点入るやつ。キャプテン就任後は意識してなのかは分かりませんが、チームメイトのインスタの投稿にいいねを絶対押しているようで、そういった影の努力も垣間見える我らがソニーがいる限り、このチームがコケることは無さそうな気がします。

 

CF リシャーリソン 7.5/10点

常に真ん中で相手を背負いながらボールを収め続け、起点を作りました。本来そういうタイプではないだろうに(ワトフォード時代の同僚ディーニーもリッチーはLWGと言ってたそうで)チームのために体を張り続ける彼の姿を見て、どうか点を決めて欲しいと心から思いました。どこそこからCF獲得の噂が立ち込めておりますが(実際1枚欲しいところ)見せて欲しいですね、リシャーリソンってやつを。

 

サブ組

ベン・デイヴィス 7/10点

今季も地味~に頼りになるのは間違いなさそうです。結果的にOG扱いになってしまいましたが、試合を終わらせたあの2点目のポジショニングこそアンジェ・スパーズが詰まったものでしょう。気付けば最古参のベンDのユニ、いつ買おうかなあ。

 

イヴァン・ペリシッチ 6.5/10点

なんやかんやで残ってくれたのまじありがとう。なかなかハードなポジション争いだろうけど、あなたの存在は必要不可欠です。ベンDに通したあのパス、あんたが大将。

 

ピエール・エミール・ホイビュア 5/10点

どうやら水面下でアトレティコ行きが進んでるようだけど、どうなんでしょうね。クローザーとして効果的に散らして、良いターンもありましたが、あまりにも軽率なパスミスからビスマがプロフェッショナルファールでイエローを貰ってしまいました。ざけんな。

 

エメルソン・ロイヤル -/10点

今節は短かったね。ポロが良かったのもあって、ポジション争いが苛烈になりそうだけど、俺はお前が好きだよ。セレソンラテラウは無条件にみんな好きなんだ。

 

マノル・ソロモン -/10点

27番の小柄なウインガー、ハゲではないですが、スパーズっぽくて好きです。ショーを一瞬で剥がしたあのドリブル、堪りませんなあ。

 

監督 アンジェ・ポステコグルー 10/10点

コンテ時代は走ること=マスト、きちい、十字架みたいな所がありましたが、アンジェの元ではそれが「楽しい」に変わってきています。一体なぜなんでしょう。何はともあれ完璧なゲームプランと巧妙な修正、的確な交代と全部が"当たっていた"印象です。イングランドでは監督のことをガファーなんて言いますが、これほどまでにガファーという名称が似合う男もいないでしょう。次節も楽しみです。いい夜をありがとう、ガファー。

(開幕前にアンジェがどうのこうの書いた記事がありましたが、あれ書いたの僕じゃないです(嘘))

 

 

MOTMはぜっっったいにビスマです。異論は認めません。

次点はヴィカーリオ、ロメロ、ウドジェ、マディソン辺りですかね。

 

 

それでは皆さんも素敵なフットボール観戦を。

Come On You Spurs!